2014年4月27日日曜日

イチャンコッペ山登山、遭難!?

最近の北海道千歳市は連日のように天気がいいです。朝6時40分に家を出ました。向かう先はイチャンコッペ山です。支笏湖方面に車を走らせ、丸駒温泉のT字路からヘアピンカーブを抜けたらすぐ駐車場があるのでそこに車を止めヘアピンカーブの脇にある登山口に向かいます。
入山届を出していざ登りました。今日は愛機D300sにマクロレンズを着けて花を狙うつもりでした。
結構なササやぶで最初しばらく急な登りが続きました。

倒木があり結構な高さなので乗り越えず下をくぐり抜けました。
ハサミムシです。
赤ダニを発見しました。
この後笹やぶを抜けているとき足にダニがくっついていたのですがビビって撮影前にほろってしまいました。ダニ恐ろしいですよね。山にはつきものです。そういえば昔自分の小さいころ父がダニを見つけるとダニーボーイだなと言っていたのを思い出しました。今調べてみるとダニーボーイと言うアイルランドの民謡があるのですね。ダニとダニーをかけた父一流のギャグだったのですね。今ようやく分かりました。
松ぼっくりです。まつぼっくりもいいのですが高山植物とか撮りたいです。全然見えません。
 
 
朝少し冷えて山頂付近はまだ雪があるから寒いだろうと思ってダウンジャケットを羽織って行ったのですが、暑くてぬぎました。Tシャツとサーマルシャツで十分な陽気でした。
そこらじゅうに鹿の糞が落ちていました。
鹿の足跡もあります。鹿も登山するのでしょうか。
どうやら第一のにせの山頂が見えてきました。他の人のブログで下調べしたので分かっていてもだまされます。
第二のにせの山頂です。この二段構えのだましはかなり精神的にこたえます。
山頂に着きました。大体2時間かかりました。
山頂からの左が樽前山で右が風不死岳です。
山頂からの恵庭岳です。しばらく休憩しました。しかし山頂で飲む水とおにぎりが美味いのなんの
って。びっくりします。
 
景色などを楽しみつつ、下山します。白樺の木がずらっと生えてました。
 
根開けという現象だそうです。樹から放出される熱で樹の周りだけ早く雪が解けます。
下山を開始してからしばらく経ちました。ふと気着いたのです。あれ登山道を見失ったということを。雪のあったところは足跡が残っていたのですが地面のところはけもの道があるだけです。そのけもの道を見失いました。一旦登山道が分かる上まで戻ろうかとも思いましたがまた登るのは疲れるので確かこっちの方だったよなぁとなんとなくそのまま進んでしまったのが失敗でした。数分後はっきり気づきました。遭難したことに。やばい道分かんない。どっちから来たっけ。確かこっちの方とがむしゃらに進み、ますますどつぼにはまります。もうすでに道なき道を進んで30分ほどが経過しました。そして自分に言い聞かせました。冷静になれ。方角さえ分かれば登山道に若しくは道路に出れる。イチャンコッペ山は支笏湖の北側だ。南に進めばよい。

そうだ自分は登山のためにPROTREKを持っていたんだった。こいつで方角がわかります。ボタンをぽちっと押しました。すると南の方角がわかりました。やみくもに下ってきたのでどうやら急な坂を登らなければいけません。それでも信念を持って登りました。
何やら看板が道案内かと期待しましたがダダの数字でした。
ついには小川に出ました。登った時はこんなところなかったよ。やみくもに下ったせいでこんなところに出てしまいました。道なき道を進んできたので肉体的にも精神的にも限界が来ていました。その時です。チリーンというベルの音が聞こえてきました。その方向に目をやると他の登山者です。ありがとうございます。どうやらこの坂を越えれば登山道と言うことが分かり活力がわいてきました。泥と雪でぐちゃぐちゃになりながらどうやら登山道に戻ることできました。一時間ほど遭難していました。
登山道です。どっと安堵しました。携帯の電波があるので最悪山岳救助隊に連絡しようかとか頭をよぎりましたが。どうやら大丈夫。

ミヤマカケスを見つけました。写真を撮る余裕も出てきました。
タチツボスミレを見つけました。花言葉は小さな愛、小さな幸せ、純潔、誠実です。
下山開始から2時間ほどでなんとか無事下山することができました。今日の登山で山では一瞬の判断の誤りが大きな問題になると分かりました。山をあなどってはいけないなと思った今日この頃でした。
 
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