前々から夏休み、どうしようかなと思っていましたら、あっという間に夏休みが来てしまい、このままだと何もしないまま夏休みが終わってしまうという状況に直面し、何かしら焦りを感じまして、考えたのです。夏休みと言えばレジャーだろ、レジャーと言えば登山だろと思ったのです。なぜかはわかりませんが他の選択肢は出てきませんでしたよ。思いついたら即実行します。登山には装備が必要だな、良し、そろえようと。自分は形から入る方なので、とりあえず恰好だけ揃えればなんとかなるだろうと思って、早速レラにある登山メーカーのお店に行ったのです。そして登山靴と上下のウェアだけ買って帰ってきました。ザックは持っているのでいいし、雨合羽は前の仕事で使ってたのがあるし、水と食料だけ持って、カメラを持って行けば大丈夫だと思いました。前日に天気予報を見ると曇りのち晴れ、問題ないと思ったのです。登る山は樽前山です。中学生のころ登ったことがあるのでまぁ大丈夫だろうと自分に言い聞かせながら準備をして早めに寝ました。
樽前山7合目ヒュッテに到着。駐車場の車は自分が2台目でした。夏休み中は駐車場が混雑して、五合目付近で帰されることもあると聞いたので早く来たのですが大丈夫でした。気になる天気は曇りです。山頂の方は靄がかかって見えません。
かなり早くきたし、もう少し待って晴れてから登ろうかとチラッと思ったのですが待つのが苦手なのでトイレを済ませてすぐに登り始めました。
入山届を出していざ出発。
登山口は道が狭く木が生い茂っています。そして昨日の雨で濡れていて少し行くとすっかり濡れてしまいました。
あちゃーいきなりこんなに濡れて大丈夫かなぁと少し不安になり雨合羽を着ようかとも思いましたが新しく買ったウェアの性能がいいのかあまり冷たくもなく、森林限界点がすぐなのでそのまま進みました。
見晴らし台からの景色です。靄がかかってます。
それからしばらく登りました。息を切らしながら。はぁはぁぜぇぜぇ。普段運動らしい運動をしていないのでかなりつらいです。
ゾウムシを発見しました。
イワブクロ、別名タルマイソウです。花言葉は失った愛情です。そう言われると露に濡れているせいか悲しそうに写ってます。
モウセンゴケです。食虫植物です。粘液で小さい虫をとらえます。おそるおそる触ってみました。確かにネバッとしました。花言葉はあなたにささげる恋の歌です。なんか裏がありそうです。
ホワイトアウトまでいかないですけど、霧が濃くなってきて、風も結構強くなってきました。
そんなに寒くないのでそのままひたすら登ります。
登山開始から45分、東山山頂着きました。霧が濃くて景色は見えません。残念。余裕があったので西山山頂まで行くことにしました。
途中、樽前山神社です。登山の無事を祈願しました。
登山開始から1時間半で西山頂上到着。霧のため溶岩ドーム見れず。残念。しばし休憩をとる。でも何も見えないからつまらないです。
そしたらゾウムシまたしても発見。
色の違うやつも発見。
コガネムシ発見。
西山の山頂にはREGMOSなるデカイ機械が置いてありました。地殻変動監視装置らしいです。
休憩を終え、下山しているとウラジロタデだと思うんですけどにたかるコガネムシの群れを発見。毎年こうなのかなぁ。異常発生しているとかどうでしょう。数か所でコガネムシの大群を発見しました。ちなみにウラジロタデは花言葉がないそうです。かさねがさね、かわいそう。
しばらく降りていくと膝がガクガクプルプルしてきました。登りもつらかったけど下りの方がつらかったです。登山開始から3時間で下山。うーん、しかしなんかまだ元気だったので野鳥の森なるところへ行くことにしました。本当のところを言うと霧で大して写真が撮れなかったので成果がほしかったのです。
支笏湖休暇村に車を止めました。奥に野鳥の森というのがあるらしいのです。そして歩いて行くとかなりアップダウンのある道が現れました。あのー自分は今さっき樽前山を登ってきたばかりでして、森っていうので平坦な道だと思ったんですけど、って誰も聞いてませんよね。はい、私が来たいから来たのです。文句を言わずに登り下ります。しかしそんな苦労もむなしく一羽も鳥がでてきません。野鳥の森っていうのでわんさか鳥がいて撮り放題なんだろうなぁと思いきや鳴き声しか聞こえません。どこに鳥がいるのか分かりませんでした。もういいです、今日は休暇村でお風呂に入って帰ります。とあきらめて歩いていると道の最後、休暇村の手前に東屋みたいのがありまして、おおきな望遠レンズを付けたカメラマンが野鳥を待ち構えていました。東屋は野鳥観察舎として壁に穴が開けられていて水場にやってきた野鳥を観察することができるらしいです。分かりました。次からはまっすぐここにきて鳥を狙います。さて後は休暇村でお風呂に入ろうと思ったら入浴は午後一時からとのこと45分ほど待たなければいけませんでした。樽前山登る前にも言いましたけど待つの苦手なんです。今日はそのまま帰りました。
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