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2013年7月30日火曜日

樽前山登山、野鳥の森散策

 前々から夏休み、どうしようかなと思っていましたら、あっという間に夏休みが来てしまい、このままだと何もしないまま夏休みが終わってしまうという状況に直面し、何かしら焦りを感じまして、考えたのです。夏休みと言えばレジャーだろ、レジャーと言えば登山だろと思ったのです。なぜかはわかりませんが他の選択肢は出てきませんでしたよ。思いついたら即実行します。登山には装備が必要だな、良し、そろえようと。自分は形から入る方なので、とりあえず恰好だけ揃えればなんとかなるだろうと思って、早速レラにある登山メーカーのお店に行ったのです。そして登山靴と上下のウェアだけ買って帰ってきました。ザックは持っているのでいいし、雨合羽は前の仕事で使ってたのがあるし、水と食料だけ持って、カメラを持って行けば大丈夫だと思いました。前日に天気予報を見ると曇りのち晴れ、問題ないと思ったのです。登る山は樽前山です。中学生のころ登ったことがあるのでまぁ大丈夫だろうと自分に言い聞かせながら準備をして早めに寝ました。
 
 
 樽前山7合目ヒュッテに到着。駐車場の車は自分が2台目でした。夏休み中は駐車場が混雑して、五合目付近で帰されることもあると聞いたので早く来たのですが大丈夫でした。気になる天気は曇りです。山頂の方は靄がかかって見えません。
かなり早くきたし、もう少し待って晴れてから登ろうかとチラッと思ったのですが待つのが苦手なのでトイレを済ませてすぐに登り始めました。
入山届を出していざ出発。
登山口は道が狭く木が生い茂っています。そして昨日の雨で濡れていて少し行くとすっかり濡れてしまいました。
あちゃーいきなりこんなに濡れて大丈夫かなぁと少し不安になり雨合羽を着ようかとも思いましたが新しく買ったウェアの性能がいいのかあまり冷たくもなく、森林限界点がすぐなのでそのまま進みました。
見晴らし台からの景色です。靄がかかってます。
それからしばらく登りました。息を切らしながら。はぁはぁぜぇぜぇ。普段運動らしい運動をしていないのでかなりつらいです。
ゾウムシを発見しました。
イワブクロ、別名タルマイソウです。花言葉は失った愛情です。そう言われると露に濡れているせいか悲しそうに写ってます。
モウセンゴケです。食虫植物です。粘液で小さい虫をとらえます。おそるおそる触ってみました。確かにネバッとしました。花言葉はあなたにささげる恋の歌です。なんか裏がありそうです。
ホワイトアウトまでいかないですけど、霧が濃くなってきて、風も結構強くなってきました。
そんなに寒くないのでそのままひたすら登ります。
登山開始から45分、東山山頂着きました。霧が濃くて景色は見えません。残念。余裕があったので西山山頂まで行くことにしました。
途中、樽前山神社です。登山の無事を祈願しました。
登山開始から1時間半で西山頂上到着。霧のため溶岩ドーム見れず。残念。しばし休憩をとる。でも何も見えないからつまらないです。
そしたらゾウムシまたしても発見。
色の違うやつも発見。
コガネムシ発見。
西山の山頂にはREGMOSなるデカイ機械が置いてありました。地殻変動監視装置らしいです。
休憩を終え、下山しているとウラジロタデだと思うんですけどにたかるコガネムシの群れを発見。毎年こうなのかなぁ。異常発生しているとかどうでしょう。数か所でコガネムシの大群を発見しました。ちなみにウラジロタデは花言葉がないそうです。かさねがさね、かわいそう。

しばらく降りていくと膝がガクガクプルプルしてきました。登りもつらかったけど下りの方がつらかったです。登山開始から3時間で下山。うーん、しかしなんかまだ元気だったので野鳥の森なるところへ行くことにしました。本当のところを言うと霧で大して写真が撮れなかったので成果がほしかったのです。
支笏湖休暇村に車を止めました。奥に野鳥の森というのがあるらしいのです。そして歩いて行くとかなりアップダウンのある道が現れました。あのー自分は今さっき樽前山を登ってきたばかりでして、森っていうので平坦な道だと思ったんですけど、って誰も聞いてませんよね。はい、私が来たいから来たのです。文句を言わずに登り下ります。しかしそんな苦労もむなしく一羽も鳥がでてきません。野鳥の森っていうのでわんさか鳥がいて撮り放題なんだろうなぁと思いきや鳴き声しか聞こえません。どこに鳥がいるのか分かりませんでした。もういいです、今日は休暇村でお風呂に入って帰ります。とあきらめて歩いていると道の最後、休暇村の手前に東屋みたいのがありまして、おおきな望遠レンズを付けたカメラマンが野鳥を待ち構えていました。東屋は野鳥観察舎として壁に穴が開けられていて水場にやってきた野鳥を観察することができるらしいです。分かりました。次からはまっすぐここにきて鳥を狙います。さて後は休暇村でお風呂に入ろうと思ったら入浴は午後一時からとのこと45分ほど待たなければいけませんでした。樽前山登る前にも言いましたけど待つの苦手なんです。今日はそのまま帰りました。








2012年7月8日日曜日

定山渓、散策、登山

今日は朝5時に早起きして友人Sと友人Nと一緒に定山渓に行った。早起きした理由は友人2人が定山渓マラソンに出るのだが、駐車場が空いているうちに車を止めるためだ。高速を使って7時ころには定山渓についた。開会式が9時半で駐車場からマラソン会場までのシャトルバスの出発時間が8時15分だったのでちょっと早く来すぎた気もするが、それでももう結構な数の車が来ていた。とりあえずバス出発まで一時間ぐらいあるので、駐車所から定山渓の温泉街の手前あたりまで二人のウォーミングアップを兼ねて歩くことにした。
この日の定山渓は雲が少しあったけれども日差しが強く暑かった。
そのまましばらくぶらぶらしていると白糸の滝というのを発見した。
なかなか落差のある滝でしぶきが飛んでくるぐらい激しい滝だった。
というふうに散策していたら時間も潰れてシャトルバスの時間が来たので友人二人をシャトルバスで送りだした。そして肝心の自分は何をしたらよいのかと言うと全くのノープランで行き当たりばったりでとりあえず温泉街でも写真に撮ろうかなと一人歩きだしたのである。これから6時間一人で自由行動だ。切り立った山肌の方からガサガサと言う音がしたので早速反応すると何か獣が崖を登って行くのだ見えた。残念ながらカメラに撮ることはできなかった。イタチかなぁ、分からない。

つぶれた秘宝館があった。時代を感じるなぁ。寂れた感じがまたいい。

いたるところで河童の像がある。定山渓温泉のマスコットキャラクターなのだろうか。そばに足湯もあったけれども編上げのロガーブーツをはいていたので脱ぐのが面倒くさいので入らなかった。

定山渓大橋を渡り進んでいくとかっぱ大王、散策コース入口となにやら面白そうなので行ってみることにした。
かっぱ大王はご利益があるのかないのか分かりかねたので通り過ぎた。
二見吊橋という橋がかけられていた。とりあえずギシギシいわせながらわたる。

橋を渡ると渓流沿いに散策路が設けれていて歩くことができる。だがこの散策路かなり急な階段が多く、気楽に散策という気分ではなく、かなりきつい登山という感覚。どんどんさきに進んでいくと
こんな看板がでてきた、ここから先も川沿いに道があるだけ。
キバネセセリだと思う。ここら辺昆虫がたくさんいたけれど歩くので精一杯でなかなかシャッター切れなかったよ。あと蚊が多い。
フキバッタだと思う。
それから国道230号線にでて戻ることにした。すると定山渓神社なるのものが見えてきたのでお参りすることにした。
神社でお参りを済ませると神社の左奥に道があって、奥に進んでみた。

すると登山道があるではないか。夕日岳(標高590m)所要時間も登って下ってで2時間もあれば踏破できる。ただ気になったのは


最近ここで熊出てんじゃん。どうしようかな登ろうかやめようか。入林届には自分の先に何人か入っている様子。他の人はいっているなら大丈夫だろうと楽観して登ることにした。友人たちがマラソン終わる前までには十分間に合うし。登るぞー。
登山道は人一人がやっと通れるぐらい。6,7人の人とすれ違った。道を譲り合って進む。ひたすら無心で登り続ける。結構しんどい。しばらく行くと見晴らし台というところに着く。ここで写真を何枚か撮る。
なんだかもやっとしたような写真だがこれぐらいしが撮れなかった。休憩もそこそこに夕日岳の山頂を目指すことに。それから20分ほど歩いただろうか、山頂に着いた。
一つ残念なのは山頂からの景色は木が邪魔して何も見えなかったこと。まあいいや夕日岳(590m)制覇ということだけで。さてこれから下るか。下山の方が怖かったりするんだよね。慎重に下る。下りは少し気持ちの余裕ができたのか昆虫を発見した。
スジクワガタの雄。最近、君を良く見かけるな。まさか全部同一個体なわけないだろうけど。君でもうクワガタは4匹目か。

そうして無事下山終了。登りも下りも1時間ぐらいかかって所要時間2時間だった。ふう、汗かいたし、疲れた。

とりあえず先に車まで戻って友人二人の帰りを待つことにした。椎名誠の本を持って来ていたので退屈はしなかった。2時前ぐらいに二人は戻ってきた。

今日はノープランで登山したけどやっぱり登山いいな。もっと一通り装備を整えて、計画立てて手頃な山を制覇してみたい。「人はなぜ山に登るのか」と聞かれてイギリスの登山家ジョージ・マロリーは「そこに山があるから」という何やら良く分かるような、分からないようなことを言ってかっこいいなとおもった。自分が山に登る理由は何だろう。山でしか見られないものを撮影するため。山を制覇する達成感、山という日常から離れた空間で過ごす楽しみみたいなものだろうか。山はやさしくもあり、厳しくもある。また山登りたいな。

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2012年4月29日日曜日

円山登山とエゾシマリス

エゾリス、エゾモモンガと撮影してきたので、次はエゾシマリスを撮りたいと思っていた。以前、樽前山に友人と一緒に登った時、偶然一匹のエゾシマリスに会うことができたのだけれども、うまく撮れなかったので、よく出てくる場所ないのかなと探していたら、どうやら札幌の円山に出るらしいという話を聞き、行ってみることにした。詳しい場所までは分からなかったので、とりあえず円山に登ってみたら出てくるんじゃないかと思い登ることにした。

八十八か所ルートという登山道から登る。


しかし、円山をたかだか標高225メートルの小山と侮っていたが、低くても山は山だった。登り始めると結構坂が急。息切れし、かなり汗ばんだ。この日も季節を少し先取りしたような陽気だった。息を切らしながら登っていると、親子連れの登山客がリスだとさけんでいたのであわてて駆け寄ってみると確かにエゾシマリス。しかし撮影することはできなかった。斜面がきつくカメラを構えるのも
至難の業。しばらく粘ってみたけれども出てこないので先を急ぐことに。登り始めてから30分ぐらいたっただろうか。山頂に着く。

しばし休憩する。


山頂からの景色。この日は黄砂が降っていたらしく、なんだか霞んでいるような気がする。休憩を終え、動物園ルートから下山を始める。おおかた下り終わり折角来たのにこのままエゾシマリス撮影せずに帰ることになりそうだなと思っていたら、動物園ルートの登山口側になんと2匹も3匹も走りまわっているではないか。もうこれでもかというぐらい撮りまくった。







エゾシマリスはかなり人間に慣れていてちょこちょこ出てくる。

 枝にもたれかかって木の芽を食べている。
 こっそりこちらをうかがっている。

二足で直立し何かをうかがっている。

とまあこんな感じで今日はエゾシマリスと存分に遊んだのでした。また来たいな。