2012年4月9日月曜日

エゾモモンガの噂

しばらく、エゾリスと鳥を撮る日々が続いていた。ある日友人Aから青葉公園にはエゾモモンガも出るらしいという情報を得る。最初聞いた時は半信半疑だったが、色々な人のブログなどを見るといるらしい。そしてカワイイ。すっかりエゾモモンガの虜になった自分は自分でも撮ってみたくなり、青葉公園でエゾモモンガを探すことにした。エゾモモンガは夜行性なので日が落ちてから公園内を歩いてみた。しかしそれらしい姿は見つけられない。何日か暗い森の中を歩いた。モモンガ探しをしてから幾日目かで木の上でちょこちょこと動く何かを見つけた。もう辺りは薄暗く、目視でかろうじて何か小動物が木の上で動いているのが分かった。とりあえず内蔵フラッシュをたいて撮影を試みた。

どこにエゾモモンガがいるか分かるだろうか。写らない。なんせ内蔵フラッシュでマニュアルフォーカスでピントを合わせているので、写せない。オートフォーカスはウィンウィンいうだけで効かない。何回か撮影を試みた。



なんか写った。しばらく試しても、これ以上成果が上がらないので場所だけ覚えて帰ることにした。家で画像を確認すると、エゾモモンガであることを確認した。間違いなくこれはエゾモモンガだ。いるんだ、青葉公園にもいるんだ。うわぁもっとちゃんと撮りたいな。それからエゾモモンガを撮るために朝早く起きる日々が続く。最初に発見した場所を中心にある日は樹洞の前で張り込んだり、ある日は最初見た場所で張り込んでみたりしたのだが、見つからない。一回だけそれらしきものを見かけたが撮影することはできず。エゾモモンガへの憧憬の思いが募る。

2012年4月8日日曜日

青葉公園の野鳥たち

望遠レンズを買ってから、エゾリスを撮りつつ、鳥も撮ってみた。鳥はエゾリスより難しい。発見したその場ですぐシャッターを切らないと大抵、すぐ飛び去って逃げてしまう。

これはハシブトガラだと思う。ベンチの上に止まったところをカシャリ。鳥の名前全然知らないので野鳥図鑑見ながら覚えていくも、また楽しかったりする。


カモ。くわしくは分からない。野鳥図鑑見ても分からない。雄と雌で模様も違うし、うーん、もっと勉強しないとなぁ。もしかしたらものすごくポピュラーな鳥なのかもしれないけれど、分からない。
うーん。

これはエナガだと思う。しっぽの模様がきれい。




こいつはよく見かける。マガモのメスだと思う。

ゴジュウカラだと思う。こいつもよくみかける。よく木をコツコツやっている。


ミヤマカケス。こいつはでかくて結構撮りごたえがある。



ダイサギ。神社の屋根に止まったところを撮影。こいつはかなりでかいのだけれど、近づいたらすぐ逃げてしまう。もううちょっとうまくとりたいな。

アカゲラ。こいつもよく木をコツコツやっている。


カワセミ。これをとった時はちょっと興奮したのだけれど、背景がちょっと残念。鳥は撮っていて飽きない。種類がまだまだたくさんいるし、おはよう橋のあたりはよく鳥がいるのでこれからも足しげく通おうと思う。






2012年4月6日金曜日

エゾリスとの遭遇

カメラを買ってから、いつも考えていたのは何を撮ろうかということ。友人に誘われるがままに買ってしまったので、何をとるかは何も考えていなかった。とりあえず街中をカメラをぶら下げて歩いてみようかなと思い、カメラを持って家を出た。街中をぶらついても何もフォトジェニックなものに出会わない。ただ単にまだ自分の感性が鈍いのかもしれない。仕方がないので行きつけの喫茶店に行くことにした。店員の女の子にカメラを自慢しようと思ったのだ。

店員の子「カメラ買ったんですか、何撮っているんですか。」
自分「いやそれがまだ何とるか探しているんだよね。試しに撮っていい?」
おもむろに女の子にカメラを向ける自分
店員の子「絶対いやです。」
うなだれる自分。
何回か一枚だけとか言ってみるけどやっぱり撮らしてくれない。
そのうち店員の子が「そんなに写真撮りたいなら青葉公園に行ってリス撮ればいいじゃないですか。」
と言ったので
「そうだね。」と言って、さっそく青葉公園に行ってみることにした。

神社の方から上がっていった。そんな簡単にリスが出てきたら苦労しないんだけどなあと思いながら石段を登って行く。石段を登り終えあたりを見回すと、右の方からガサガサっという音がした。見るとエゾリスじゃないか。うおー本当に出た。あわてて後を追いかけて、夢中でシャッターを切る。液晶画面で画像を確認すると、露出が大きくアンダーあわてる自分。
まだ意識がインスタントカメラのレベルの自分は暗いならフラッシュつければいいんじゃないかと思い、安易に内蔵ストロボをたいてみた。しかし残念、今度はエゾリスの目が赤目になってしまう。
そうこうしているうちにエゾリスはどこかに行ってしまった。
気を取り直してその日は公園を一周してみた。公園の奥の方でまたしてもエゾリスと遭遇する。今度は露出モードをプログラムオートにして、連続撮影しまくった。露出補正もしつつ、執拗にエゾリスを追いかけた。百枚ぐらい撮っただろうか。ほとんどの画像が手ブレを起こしている。でも一枚だけいい絵が撮れた。


かわいいなエゾリス。気づいたのはおなかの白い部分が見えていると可愛く写る。でもこの写真はトリミングしている。やっぱり動物をとるにはこのレンズ(85mm)じゃ少々無理があるのかもしれない。望遠レンズがさっそくほしくなってきた。この日は2時間公園を歩いて2匹のエゾリスに出会えた。エゾリスの出現率は結構高いんじゃないかと思った。

望遠レンズを買う

間違ってページを削除してしまったのでここに新しく書き直します。とほほ

青葉公園でエゾリスが撮れることが分かった自分は俄然望遠レンズがほしくなったのである。でも望遠レンズってきっと高いんだろうなと思っていたのである。きっと何十万もするのかなと思っていたのである。でさっそく参考に友人Aに望遠レンズについて聞いてみた。すると友人Aは「エゾリス撮るなら300mmぐらいはほしいね。ニコン純正のレンズは高いけれどタムロンは割安だよ。自分はタムロンの300mm使っているけど。あと望遠レンズは手ぶれ補正が付いているのを買った方がいいよ。」とのことである。で早速、タムロンのホームページを見て望遠レンズを調べてみた。結果はどれを買ったらいいのかいまいち理解できなかった。自分の頭が悪いのを棚上げするが、タムロンはなにか初心者に優しくないような気がした。で高いのを承知でニコンのレンズも見てみようと思ったのである。そういえばD300s買うときにレンズのパンフレットをもらったのを思い出して、それを見てみた。そして目に付いたのがAF-S NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRというレンズ。希望小売価格¥50400。これなら買えるんじゃないか。どうだろう。300mmあるし、手ぶれ補正付いているし、自分に必要な望遠レンズはこれなんじゃないだろうか。そう思った自分は早速Amazonで探してみた。そしたら思いのほか安かった。ずばり¥27800。うーん、もう少し様子を見てから買おうか。と思ったが、これは安いよな、これを逃したらもうないんじゃないだろうか。こうやって迷っているうちにも他の誰かが買ってしまうのではと迷った。次の瞬間にはもう買ってしまった。ああ、またでかい買い物をしてしまった。ろくに調べもしないで、もし使えなかったらどうしよう。これって返品きくのかな。ニコンのFマウントだから使えないってことはないのか。期待と不安が入り混じる中、望遠レンズが届く日を待つ。

届いた。早速箱から出してみた。

おお、でかい。D300sに装着して、動作を確認、特に問題なし。
よーし早速エゾリス撮りに行くぞー。
ふぁふぁふぁエゾリスが近い、まるで手が届きそうなぐらい近い。
どうだ。

まだまだ

これでもか
っふう。望遠レンズの威力を十分に確認した。また新しい武器を手に入れてしまった。

あとから気付いたのだがニコンDXフォーマットのD300sとDXレンズはまさにエゾリスにもう一歩近かづいて撮影するために在るようなものだなと思ったのである。



2012年4月5日木曜日

カメラの保管、メンテナンス

カメラを買ったら、友人Aに「カメラは湿気とほこりを嫌うからちゃんと保管した方がいいよ。」
と教えてもらう。友人は防湿庫で保管しているが、タッパに乾燥剤を入れて保管しても十分だという。防湿庫ほしいな。でもお金がないので、タッパと乾燥剤をホームセンターに買いに行った。

でもって、この中に乾燥剤を入れて、この中にカメラを入れれば、これが自分のカメラ防湿庫。
うう、なんとも貧乏臭いが実際に貧乏なのだから仕方がない。いつかそのうち必ずやバビッとした防湿庫を買おう。d300Sよ今はこの仮住まいで我慢しておくれ。
後、カメラのキタムラでカメラのお手入れセットを買った。
左から
ブロワー(ほこりを吹き飛ばす)
無水エタノール(レンズについた指紋などの汚れに)
ブラシ(ほこりをはらう)
レンズクリーニングペーパー(普通のティッシュは意外と硬いらしく使うとレンズに傷がつくのでこれを使う)
眼鏡ふき(汚れをふきとる)

基本的にレンズは拭かない方がいいみたい、どうしても指紋などがついて汚れた場合のみ
ブロワーでほこりを吹き飛ばしてから、無水エタノールをレンズクリーニングペーパーにつけて、円を描くようにやさしく拭くといいようだ。

あとカメラ内部のミラーは絶対触らないようにする。ほこりをブロワーで飛ばす程度にしておく。
せっかく手に入れたカメラなので大事に保管し手入れして使おうと思うのである。



2012年4月4日水曜日

まともに写真が撮れない。

カメラを買って、まず思ったのがとりあえずカメラを使っているうちに、操作は覚えるだろうと思って、使用説明書も読まず、カメラを持って近所の公園へ出かけた。習うより慣れろで行こうと思った。ところがシャッターを押しても写真が撮れない。液晶モニターで確認しても、画面が真っ暗なのだ。あれえ、昨日部屋で撮影した時はちゃんと撮れていたのになと思いつつ、苦し紛れにカメラを太陽にむけてみたら撮れた。その時取れた写真がこれだ。

なんかよくわからないけど、外で自分が初めて撮った写真。素人ながらなんかこれいいんじゃないと思ったが、それよりもカメラの操作が気になる。その後もしばらくカメラをいじりながら色々撮ってみるが、まともに写らない。この時初めてカメラの難しさを痛感する。これは一旦出なおした方がいいなと思い、家に帰って、使用説明書を読むことにした。とりあえず暗かったのは露出補正が-5になっていた。そりゃ写らんだろうなと学習した。それと後学習したのはシャッタースピードと絞りで明るさが変わるということ。そして露出モードが4つあって、とりあえず初心者はプログラムオート使えば何とか写せるということが分かった。プログラムオートで撮りつつ少しづつカメラを覚えようと思ったのである。

2012年4月3日火曜日

愛機ニコンd300s

カメラを買って家に帰った後、さっそく箱を開けてみる。分厚い使用説明書はとりあえず置いておいて、バッテリーと充電器を出し早速充電。その間にストラップをカメラに付ける。それからレンズも付けてSDカードも入れる。十分ぐらいたっただろうか、バッテリーをカメラに入れて、スイッチオン。初めて手に持った感想はずっしりと結構重たい。ボディだけで840グラム、レンズも入れたら1キロは超えている。今まで使っていたデジカメとはやはり違うなあと感じた。とりあえず試してみたのが約7コマ/秒の高速連続撮影。

は、速い。シャッター音もいい。これだけでプロ並みの写真が撮れるような気がしてくる。後思ったのはボタンがたくさん付いている。ざっと数えると30個ぐらいあるんじゃないだろうか。これを使いこなすのは結構大変だな。まだシャッターボタンぐらいしか分からなかった。その日はずっと部屋の中を適当に写して、これからこのカメラで一体何を撮ろうかとか考えていたら興奮してなかなか寝られなかったのを思い出した。

2012年4月2日月曜日

カメラを買う

ある日、一眼レフカメラを買った。メーカーはニコンに決めていた。カメラを勧めてくれた友人Aがニコンを使っていたので。自分もニコンの一眼レフカメラがほしくなり買うことにしたのだ。ニコンのd300Sを買った。初心者のくせに高いカメラを買ってしまった。カメラのことなど何も知らなかったのだが、パンフレットにプロフェッショナルの証言としてフォトジャーナリストのエイミーバイターリさんとアウトドア、スポーツ写真家のロバートボッシュさんのコメントが載っていたのを見て、プロもお勧めしているという強い憧れを抱いて、d300sを買うことにした。物を買うときは最初にビビッときたものを買うことにしている。まず大手家電量販店に行った。一人でカメラを買いに行ったのだが、ニコンのd300sという単語ぐらいしか分かっていなかった。ほとんど無謀だが強気で買いに行った。一軒目はもう売り切れていた。二軒目で見つかる。店員さんの説明を受けることなく、聞いてもよくわからないので、「これ下さい」と即、購入。店員さんにSDカードが必要ですと言われ、言われるがままにサンディスクの8ギガバイトのSDカードを購入する。レンズも当然必要なのだが説明を聞いても、どれを買ったらいいのかよくわからなかったし、かつどれも高かったので、友人にメールして助言をもらった。友人は中古のカメラ屋さんを教えてくれて、そこでお勧めのレンズを買うといいよとアドバイスしてくれた。少し歩き教えられた中古カメラ屋さんに着く。お店はこじんまりとしていて店員さんが二人。どちらも年配のお客さんを相手にしていて、話しかけられず、しばらく店内をうろつく。10分ぐらい店内をうろついていた。そうしていると一人お客さんが帰り、定員さんが空いた。それを見計らって、定員さんに話しかける。「あのー、ニコンのd300sを買ったんですけど、それに合うレンズがほしいんですけど」と初心者丸出しの雰囲気で言ったのだが、最初に勧められたのは10万円ほどのレンズ。「もうちょっと安いのがいいんですけど」とこちらの懐事情を明かして、次に勧められたのが24~85mm f3.5~4.5という中古のレンズ。フィルターを付けてもらって2万4千円。それぐらいなら出せたので、それ下さいと買った。こうして憧れの一眼レフを手に入れた。まだ何を撮ったらいいのかも分からなかったけれど、ものすごくわくわくしたのを今でも覚えている。