2012年4月21日土曜日

春うらら

いやー天気がいい。春になっても寒い日が続いていたけれど、今日は晴れてて暖かい。春を見つけにカメラを持っていつもの青葉公園に行く。早速見つけた。

ふきのとう。春ですな。そこら辺にポコポコ出ている。


エゾリスにも会えた。もう冬毛が抜け始めている。目の周りだけ抜けているので、兜でもかぶっているかのように見える。面白い。

セキレイじゃないかなぁ。自信ない。鳥類図鑑見たけど分からない。鳥は識別するの難しいな。

クジャクチョウというらしい。図書館においてあった、世界の蝶という図鑑で調べた。危険が近づくと羽を広げて、目のような模様で威嚇すると書いてあった。威嚇されてたのかと少し気になったが綺麗に撮れたので良しとする。

エゾモモンガの巣を一つだけじゃなくてもう何個か見つけて、ローテーションを組んで撮って回ればエゾモモンガも逃げないんじゃないかと思って、新しい巣を探すことにした。そして少し気になる樹洞を見つけた。もう最近は木に穴があいていると近くまで行って根元にエゾモモンガの糞が落ちてないか調べてしまう。ここにわずかだがエゾモモンガの糞らしきものを確認した。この穴は二つの木がぶつかり合ってはえて、そこに穴ができている。高さは二メートルほど観察するにはもってこいの位置。夕方また来ることにした。

夕方、午後六時ころ第3の巣らしき場所に着く。しかしなかなかエゾモモンガは出てこない。6時半を回っても出てこない。7時まで粘ろうかと思ったところ、穴からではなくどこかからエゾモモンガが飛んでやってきた。時間は6時50分。

赤目になっちゃった。スピードライトの設定を間違えた。まだ手探りでやっているからなあ。でもってこの後すぐどこかに飛んで行ってしまった。どういうことだろう。ここは巣じゃないのかな。外から飛んできたぞ、ひょっとしたら中にまだ別のモモンガがいて会いに来たとか。まだ中にいるのかなと思い、しばらく待ってみたけど、全然出てこなさそうなので帰ることにした。うーん謎だ。とりあえずまた来てみよう。とりあえずこの子の名前はブラウンに続いてレッドにした。由来は赤目になっちゃったから。

2012年4月19日木曜日

新しい巣を発見?

最初に発見したエゾモモンガがいなくなってから、しばらくショックでしばらく青葉公園に行く気が起らなかったが、しかし心機一転、新しいモモンガの巣を探しに出かけた。懲りずにまた青葉公園でエゾモモンガの巣を探すことにした。他にいる場所を知らないので仕方ない。まだ雪の残っているうちに、モモンガの糞尿をたよりに巣を探す。最初の巣は2カ月ぐらいかかってようやく見つけたので今回もかなり苦労するだろうなと思っていたが、結構あっさり見つかった。今回も決め手はモモンガの糞尿。そんなに糞尿の量が多くないのでいても一匹か二匹ぐらいだろうと思った。糞尿用の木は見つかった、でも肝心の巣穴の位置が分からない。近くに穴のあいた木が何本かあるが、そのどれかが巣だろう。その後も他のところも探したが結局それ以上はモモンガの巣は見つからなかった。日を改めてエゾモモンガに会いに行くことにした。もう日の出時間はかなり早くなっているので、朝起きるのが大変なので日没前に張り込むことにした。5時半ごろに例の糞用の木の前で張り込んでいたのだがなかなかエゾモモンガは現れず。その間にキタキツネが姿を現した。しかし少し遠くてフラッシュの光が当たらず撮影には至らなかった。残念。その後もしばらくエゾモモンガが出てこない。もうあたりはだいぶ暗くなってきたのだがここにはいないのかなとあきらめかけた6時30分、視界をよぎる四角い影。エゾモモンガだ。とっさにカメラを構えて撮影する。

ピントが若干ずれている。手前の木に合ってしまった。撮影に成功したのはこの一枚だけ。この後この子はすぐにどこかへ飛び去ってしまった。この子はすこし茶色みが濃いような気がするのでブラウンと名づけることにする。ここにはブラウン一匹だけのようだ。飛んできた方向からだいたいの巣の目星も付いたので今度はそちらで張ってみようかと思う。



2012年4月18日水曜日

エゾモモンガとの別離

エゾモモンガ撮影システムが完成してから、もう暇を見つけてはエゾモモンガを撮るようになっていた。エゾモモンガがでる日の出前と日没前、睡眠不足になりつつもエゾモモンガの巣に通った。せっかく行っても、一枚も写真が撮れない日もあった。いつも一時間ほど巣の前で張るのだが撮影時間はほんの一瞬。日の出前はさっさと巣にもぐりこんでしまうし、日没前は排便がすんだら、どこかへ飛び去ってしまう。それでも少しでもエゾモモンガに会いたくて、出かけるのである。

巣穴から顔を出すエゾモモンガ。カワイイ。


別の巣穴からこちらの様子をうかがうエゾモモンガ。またしてもカワイイ。
お気に入りの枝にとまり、まったりするエゾモモンガ。これまたカワイイ。
実に幸せな時が続いた。しかしある日を境にエゾモモンガがいなくなってしまった。
しばらくそんなことないだろうと巣の前で張り込んでみたが、やっぱり出ない。
ガーン、モモンガに嫌われてしまった。あんまりしつこく写真を撮ったからだろう。
うう、もう彼らに会えないかと思うとあまりにも悲しい。


2012年4月17日火曜日

エゾモモンガ撮影システム完成

スピードライトを買って早速エゾモモンガを撮りに行った。とりあえず使用説明書は読んだけれども、よく分からなかったので、撮っているうちにそのうち要領はつかめるだろうと思って行った。この日も朝早く起きてモモンガの巣に行く。巣の前で試しに撮ってみようとした瞬間、気付く。ファインダーがのぞけない。理由は頭に付けているヘッドライトが外付けフラッシュにぶつかるのだ。しかも外付けフラッシュに光がさえぎられて、真っ暗で目視できない。しばらく考えた。そしてひらめいた。ヘッドライトを頭からはずし、カメラに装着。これだ。
内蔵フラッシュのところにヘッドライトを付けた。結構無理やりだけれども、これならファインダーものぞけるし、モモンガも目視できる、大丈夫。何回かシャッターを切ってみる。そしてSB-910の威力を実感する。なんと暗闇の中でもオートフォーカスがきくのだ。AF補助光なるものがフラッシュの下の赤いパネルから照射されて、ピントを合わせてくれるのだ。ありがたい。そしてモモンガが現れる。もうパシャパシャフラッシュ付けまくって撮った。

うーん、こころもちモモンガがまぶしがっているような気がする。いや確実にまぶしがっている。
ごめんよ。まだうまくいかなくて。でも赤目じゃない。このシステムでエゾモモンガが撮れることが分かった。ここにエゾモモンガ撮影システムが完成した。

2012年4月16日月曜日

Nikonのスピードライトを買う

もうずっと買うか悩んでいたけれど、買うことに決めた。外付けフラッシュ。ただどれを買うか。経済状態を考えて、手頃なのを買おうかと思っていたところNikonから外付けフラッシュが新しくでた。SB-910。うーん。五万円かあ。要はエゾモモンガが撮れればいいのだけれど、どれがいいのか迷う。しばらく迷う。モモンガの赤目対策にはレンズとフラッシュが離れている方がいい。となると大型のフラッシュの方がいい。SB-400じゃ小さい、SB-700ならSB-900の方が大きい、SB-900は不具合があるらしい、それを改善したSB-910は53265円。うん決めたSB-910を買う。あんまり好きな考え方じゃないけど大は小を兼ねるというし、SB-910買うぞー。Amazonで買った。届いた。

さそっくd300sに付けてみた。かっこいい。プロみたいだ。
とりあえずやってみたかったのがバウンス撮影。
これが普通のフラッシュ撮影、家の風呂場(きたない)
これがバウンス撮影。光がやわらかくなっているのが分かる。影もない。
一説によると望遠レンズより外付けフラッシュを先に買えという話も聞く。
あるとやっぱり便利だな。

あとこれも買った。エネループプロこれをスピードライトに入れている。
普通のエネループ買った方がコストパフォーマンスはいいんだろうけどプロって聞いたら買わずにはいられない性分なので買ってしまった。寒いモモンガ撮りにはもってこいだと思うけど。寒いとバッテリーがぐんぐん減るからな。高電圧で寒い冬でもパッカパッカひかってくれるとありがたい。

黄色の矢印の距離が重要。この距離が空いていると赤目になりにくい。
だから奮発して大きいフラッシュを買った。
モモンガちゃんと撮れるといいな。
これで取れなかったらワイヤレススピードコマンダーSU-800とか買ってフラッシュをワイヤレスで撮影しなきゃならんのか。できればこれだけで撮れてほしいんだけど。

2012年4月12日木曜日

三脚を買う

エゾモモンガの赤目対策を考えているが、どうしたものか。いかに無駄なくエゾモモンガ撮影システムを構築するか。この頃はそれだけを考えていた。色々な人のブログを見たところ、赤目対策として
フラッシュをレンズから離すことが必要だと言っている。だれかNikonでエゾモモンガの撮影している人いないかなと思ったが見つからない。とりあえず必要になりそうな機材は外付けフラッシュと三脚とワイヤレススピードコマンダーSU-800だと思う。外付けフラッシュを三脚に付けてカメラから離してエゾモモンガが来ると思われるところに向けておいて、SU-800でワイヤレスで発光させて撮る。なんだか大げさなことになってきたけど。うーん全部そろえるとなるとまたお金がとんでゆくなぁ。うーんこれで正解なのかもよく分からない。とりあえずAmazonで探してみると、三脚が思ったより安く売っていた。SLIKのF740という三脚。ズバリ2742円。とりあえず買ってみた。数日後届く。
うん、いいんじゃないかこれ。ただ一つ誤算だったのは最大搭載質量が1.5キロまで。d300sに望遠レンズ付けたらぎりぎりちょっとオーバーする。まあ三脚は生涯で三台買いかえるとかいうし、まあ外付けフラッシュをワイヤレス撮影するためだと思えばいいか。と楽観してみるのだけれども、まだモモンガ撮影システムは構築できていない。あと外付けフラッシュが必要なことは、はっきりしているのだけれど買うふんぎりがなかなかつかない。うーん、できるだけ機材は安くおさえたい。だけどエゾモモンガを可愛く撮りたい。エゾモモンガを撮るには機材が必要だ。うーん、なにが自分にとってベストなのか。それが分からない。

2012年4月11日水曜日

エゾモモンガとの邂逅

エゾモモンガの巣らしきものを見つけた後、次の休日が待ち遠しかった。その日も早起きして、
青葉公園に向かう。まだ暗いうちから行く。そういえばモモンガ探しに欠かせないアイテムとしてコールマンのヘッドライトを買った。これがとても活躍する。

なんせまだ日の出ていない時間から巣の前で張るのであたりは公園内とはいえ真っ暗なのだ。モモンガが日の出とともに帰巣する瞬間を狙う。巣と思われる前でヘッドライトをつけてカメラを構えて待つ。その間に何回も試し撮りしてみる。マニュアルフォーカスで2メートルちょっとぐらい(もう少しあるかな)にある巣穴を撮ってみる。うん、大丈夫。後はエゾモモンガが現れるのを待つだけだ。どれぐらい待っただろうか。午前5時56分、音もなくエゾモモンガがやってきた。あまりの驚きのためカメラを構えるのが遅れた。あわてて、マニュアルフォーカス、内蔵フラッシュで撮影する。
しかしピントが合わない。ヘッドライトの明かりを頼りになんとかピントを合わせようとするのだが難しい。それでも何とか撮れたのがこれ。
カワイイ。頭の上のポヨポヨした毛とか、ちょこっととんがった耳とか、ちょっと薄ピンクのおちょぼ口とか、胸の前で組んだ両手とか、なんといってもハート形の目がたまらない。この後この子はすぐに巣穴に隠れてしまう。残念なのが赤目だということ。内蔵フラッシュで撮るのでどうしても目が赤目になってしまう。他の人のブログによると内蔵フラッシュだとレンズとフラッシュが近いため赤目になってしまうようだ。うーん、どうしたものか。この後、別のモモンガがやってくる。ちょっと辺りが明るくなってきたので試しに内蔵フラッシュをたかずに撮ってみた。
なんとか写っているが、やっぱりフラッシュつけないと駄目だ。この巣には合計で4匹のエゾモモンガがいることを確認した。モモンガの撮影にとりあえず成功するのものの赤目問題をどう解決するかが当面の課題になった。