2012年4月11日水曜日

エゾモモンガとの邂逅

エゾモモンガの巣らしきものを見つけた後、次の休日が待ち遠しかった。その日も早起きして、
青葉公園に向かう。まだ暗いうちから行く。そういえばモモンガ探しに欠かせないアイテムとしてコールマンのヘッドライトを買った。これがとても活躍する。

なんせまだ日の出ていない時間から巣の前で張るのであたりは公園内とはいえ真っ暗なのだ。モモンガが日の出とともに帰巣する瞬間を狙う。巣と思われる前でヘッドライトをつけてカメラを構えて待つ。その間に何回も試し撮りしてみる。マニュアルフォーカスで2メートルちょっとぐらい(もう少しあるかな)にある巣穴を撮ってみる。うん、大丈夫。後はエゾモモンガが現れるのを待つだけだ。どれぐらい待っただろうか。午前5時56分、音もなくエゾモモンガがやってきた。あまりの驚きのためカメラを構えるのが遅れた。あわてて、マニュアルフォーカス、内蔵フラッシュで撮影する。
しかしピントが合わない。ヘッドライトの明かりを頼りになんとかピントを合わせようとするのだが難しい。それでも何とか撮れたのがこれ。
カワイイ。頭の上のポヨポヨした毛とか、ちょこっととんがった耳とか、ちょっと薄ピンクのおちょぼ口とか、胸の前で組んだ両手とか、なんといってもハート形の目がたまらない。この後この子はすぐに巣穴に隠れてしまう。残念なのが赤目だということ。内蔵フラッシュで撮るのでどうしても目が赤目になってしまう。他の人のブログによると内蔵フラッシュだとレンズとフラッシュが近いため赤目になってしまうようだ。うーん、どうしたものか。この後、別のモモンガがやってくる。ちょっと辺りが明るくなってきたので試しに内蔵フラッシュをたかずに撮ってみた。
なんとか写っているが、やっぱりフラッシュつけないと駄目だ。この巣には合計で4匹のエゾモモンガがいることを確認した。モモンガの撮影にとりあえず成功するのものの赤目問題をどう解決するかが当面の課題になった。


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