2013年3月17日日曜日

友人の結婚式


去る2月24日、友人Kの結婚式があったので遠軽まで行ってきました。千歳から遠軽までJRで日帰りしました。朝6時31分の列車で千歳から札幌へ。札幌から流氷特急オホーツクの風という列車に乗りました。
 

この日はかなり冷え込んでいて寒かったです。出発前から天気を心配していたのですが、どうやら大丈夫のようでした。この列車座席が通常の列車よりも高い位置にあって見晴らしが良かったです。友人Mと一緒の列車に乗るはずだったのですが、どうやら友人Mは一本速い列車に乗ったようでした。

旭川を過ぎたあたりから、さすがに景色を見るのにも飽きてきました。
丸瀬布駅です。無人駅なのに立派です。2000年に改築されたようです。あともう少しで遠軽だなと思っていると
線路に沿って歩くスキーをやっている人を発見しました。どうやら大会みたいで、結構な数のスキーヤーが滑っていました。それにしてもずいぶん長い距離だなーと思って調べてみたら100キロだそうです。おそるべし湧別原野オホーツク100キロクロスカントリースキー大会。
そうそう、外を見ていると線路のそばにエゾシカの死体が何頭か転がっていました。カラスがついばんでいました。その時はこのあたりはエゾシカが多いんだなぁとたいして気にもかけなかったのですが帰りの列車でエゾシカの死因が判明するのです。
遠軽に着きました。駅の構内で友人Mと合流。披露宴までまだ時間があったのでホテルの位置だけ確認して喫茶店で時間をつぶすことにしました。ところが喫茶店がなかなか見つかりません。
遠軽のメイン通りです。御覧の通り低層の建物ばかりで見晴らしがいいです。披露宴会場のホテルはでかいので駅を出たらすぐに分かりました。メイン通りを歩いているとようやく喫茶店らしき店を発見することができました。というのもパン屋さんと兼業で店舗の一角にけっして広くはない喫茶スペースがあるという感じです。コーヒーは美味しかったです。
それから披露宴に出席しました。そこで中学校卒業以来の同級生、友人Hに会いました。いやぁなつかしいねぇと旧交を温めているとほどなくして披露宴が始まりました。
実に友人Kらしい心温まる披露宴でした。特に新郎余興で友人Kが落語をやったのですが、その完成度の高さに驚かされせました。
披露宴が終わりさて列車の時間までどうしようかと思っていると友人Kの計らいで友人Hの車で、友人Mと自分とそして友人Kの大学の後輩M君とドライブがてら遠軽周辺を観光することに。遠軽観光と言ってもたいして時間がつぶれないのでサロマ湖まで行ってみようかとなり行ってきました。サロマ湖。雪に覆われていて白かったです。すいません。写真撮り忘れました。展望台があると看板がでていたのですが海岸沿いを走ってもそれらしきものが見つかりませんでした。どうやらちょっと内陸側だったようで見つかりませんでした。道の駅に寄りました。

アンパンマンが魚をつかんでいます。ここでオホーツク土産を買いました。
それから遠軽に戻り、特急オホーツク8号に乗って帰りました。しばらくして、無事帰れるなぁと思っていたところ列車が急に止まりました。そしてアナウンスが鳴りました。「ただいま鹿と接触した恐れがあるので安全確認のため停止しました。」とのこと。あの線路沿いの鹿の死体は列車にひかれた鹿だったのかぁと分かったのです。悪天候で列車が動かなくなることは分かりますが、まさかエゾシカで止まるとは予想してなかったです。列車は20分遅れて、家に着いたのは1時過ぎで眠かったです。





2013年1月27日日曜日

ある晴れた冬の日

暦では大寒を過ぎてもうそろそろ立春をむかえるかというころですが、まだまだ北海道は寒いです。それでも今日は晴れていて暖かかったので久しぶりに青葉公園に行ってみたのです。
神社の坂を上がっていつもの場所に行ってみると鳥たちがいました。
 
アカゲラがいました。
 

 
シジュウカラだと思います。自分はいまだにシジュウカラとゴジュウカラの区別がつきません。
 
エゾリスはいないかなぁと探していたら、いたいた。 
 


 
そろりそろりと木から下りてきて
 


 
あたりを物色
 


 
クルミをハムッ
 
 
木に登ってクルミをカリカリし始めました。こうなると接近が可能なので近づいてみました。しかし、
クルミを放り出してどこかへ行ってしまいました。

 
 
 
 
 
どこ行ったかなと探していたら思いのほか近くに出現。
その後森深くへと去っていきました。
後で気づいたのですが今年は先日雨が降ったせいもありますが千歳は雪が少ないなぁと思いました。まぁそのおかげで今日はエゾリスと追いかけっこができたのですが降らないと降らないでなんか気になります。後でまとめてドカッと降られても困るのでちょこちょこ降ってほしい気がするのですが、まぁこればかりはお天道様の機嫌なのでどうしようもできません。
 
それから図書館でアサヒカメラを読んで帰りました。ライカの特集やっていました。レンジファインダーと一眼レフの違いとか良く分かってないです。カメラなんて撮れて写真ができればそれでいいんだとは思いたくないので基本の構造ぐらいは勉強しようかなと思いました。
 
 
 
 


2013年1月13日日曜日

CAFE福座の後に漁太へ

あけまして、(去年はいろいろあったので省略)今年もよろしくお願いします。しばらくブログを更新してませんでしたが、小生はなんとか生きております。本当にしばらくブログを更新してなかったのでそんな自分を心配してくれた友人Aからカメラのお誘いがあったので今日はでかけることにしたのです。

2013年、記念すべきACC(友人Aが発足したcamera clubの略、確かアメカジの何かにちなんで名づけたと言っていた気がするのですが今度確認します。)第一回目の活動です。とりあえず千歳のアメカジのお店、SOENに集合することにしました。友人Aと自分、友人S、友人N、そして友人H。今年最初の活動をメンバー五人全員集合という快挙で飾ることができました。SOENでしばらく遊んで、友人Hのコーヒーを飲もうという提案で恵庭にあるおしゃれなcafeに行くことにしました。


 
 
cafe 福座にやってきました。この日は日曜日とあってか駐車場が結構混んでました。このお店は閑静な住宅街にあって、お店も隠れ家的な雰囲気です。
 


 
おそるおそる店内へ。
店内は女性客、もしくはカップルでいっぱいで、我々男5人はカウンター席にドカッと座りました。自分は腹が減っていたので生ハムのサンドイッチを注文し食してみました。うまかったです。
 
それから漁太に行くことにしました。 
 
 


 
 
北海道はちょっと街から外れるとこんな風景が広がっているのでとてもいいなぁと思いながらシャッターを切ります。見渡す限りの地平線。
 
そうそう、この写真見て思い出しました。この間、池澤夏樹さんの「異国の客」と言う本を図書館で借りて読んだのですが、その中で地平線と水平線はどちらも英語でhorizon。宮沢賢治は「天末線」という言葉をつくったそうで、これは地面の極みや海の極みではなく頭上の空の果てという方向で境界線を定義し、宮沢賢治語彙辞典では天末線をskylineの訳語としていると書かれていました。
うーん、頭がこんがらがってきました。skylineって地平線、水平線とは意味が違うのですか?整理してみました。
 
地平線 horizon
水平線 horizon
天末線 skyline (英和辞典で調べてみると山や高層建築物などの空を背景としたシルエットのことらしい。)
 
 宮沢賢治語彙辞典ほしいです。風景撮るのに広角レンズほしいです。
 
 
 
この日は撮影中も風が強くて寒かった。雪の上にうっすらと風紋ができています。
 

 
 
 
雲の切れ目から太陽がのぞく。いい構図をもとめて、長沼方面に車を走らせます。
 
 
 
残念ながらゴールデンアワーは来ませんでしたが、いろいろ試行錯誤してみます。
 

 
 


 
 
 
モノクロにして雰囲気を変えてみましたが、地平線が傾いています。駄目でした。寒くて手がかじかむのです。
 
ああ、ひさしぶりにカメラを手にしてみたのですが、駄目ですね、もっとカメラに触れないと。
 
今年はたくさん写真を撮るぞーと決意を新たにしたのです。
 
 
 
 
 


2012年11月13日火曜日

阿寒湖珍道中記

10月中頃、友人Sに「11月3日と4日、泊りがけで阿寒湖に行かないか」と誘われたので行くことにした。ホテルはニュー阿寒ホテル。友人Sが予約をとった。交通手段は最初友人Nの車で行く予定だったが、移動距離が長いので、公共交通機関を利用することにした。友人Sが言いだしっぺなので完全に旅行計画をお任せしていたが、当日四日前に友人Sが阿寒湖までどう行ったら安く行けるか調べてくれと、不安なことを言い出す。言いだしっぺなんだからたのむぞと言ったが仕方がないので調べる。札幌から無料シャトルバスが出ているようだが、運航しているのは月水金だけ。我々は土曜日出発なので乗車は無理。北見と帯広と釧路から毎日シャトルバスがでているようなので、帯広までJRで行きそこから無料シャトルバスに乗るのが良いようだった。列車は南千歳から特急スーパーとかちがでているようだった。なんだか先が思いやられるが旅行当日を迎える。
朝10時に千歳駅に集合し、友人Nの車で南千歳駅へ。列車は自由席だが運良く3人とも近くの席に座れた。帯広駅に着く。
阿寒湖までのシャトルバスはとかちプラザ東側から出ているらしい。とりあえず駅をでると正面にとかちプラザをという建物を発見する。
西も東も分からなかったのでとりあえず建物を一周するが、バス停を発見できない。駅に戻って
駅員さんに聞いてみたが判明せず地図だけもらう。そうこうしているうちに発車時刻10分前。焦る我々。もう一度とかちプラザに向かうと、なにやら人だかりとバスを発見。あれかなぁと近づいてみるとそうだった。なんとか無事阿寒湖に行けそうだった。バスに乗り一安心、のんびり景色を楽しむ。
 
残念ながら紅葉はほとんど終わっていたのだけれども、夕日がきれいで景色が良かったのでバスの中から何枚か撮ってみた。4時過ぎにホテルに到着。
とりあえず部屋でくつろぎ。ここで旅の目的を確認した。言いだしっぺの友人Sは、阿寒湖の遊覧船に乗り、阿寒湖のどこかで売っているまりもの歌のCDを手に入れるのが今回の旅の目的であると言う。それについてきた友人Nと自分は野球(この日は日本シリーズ日ハム対巨人の試合があった)を見ることだった。そんなの家でも見れるだろと思うがみんなで見たらそれはそれで楽しいだろうと思ったのである。とりあえずみんなの希望をかなえるために行動する。夕食まで時間があったのでホテルの外のお土産屋さんをまわることにする。このとき明日の帰りのシャトルバスの時間をフロントで確認した。すると朝9時だった。しかも一日これ一本だけ。早いなぁ。残念ながら遊覧船に乗る時間はないんじゃないかと思って、遊覧船の出航時間を聞くと、朝6時から出ているとのこと。1時間ぐらい湖を遊覧するらしいので、ホテルに戻って朝食をとっても、シャトルバスに間に合う。問題は朝5時に起きれるかどうかだけだった。
お土産屋をまわる。いい雰囲気の民芸品のお店がたくさんあって、面白かった。木彫りの熊とかアイヌの人形とか。特におもしろかったのが熊じゃなくてパンダが鮭くわえているやつ。残念ながら写真は撮っていないのだけれども面白かった。友人Sはまりもの歌のCDがどうやら遊覧船乗り場で売っているという情報を得て意気揚々とホテルに戻る。
夕食はバイキング。色々あったので色々食べる。友人Sはもう最近じゃ量より質だからバイキングじゃときめかなくてねとか何とか言っているので、そんなやつはほっといて自分はばくばく食べまくった。自分的には質、量ともに大満足であった。その後部屋に戻り、野球を見る。最初巨人がリードしていたのだけれども、途中中田のホームランで同点に追いつき、俄然面白くなった。試合は結局巨人が勝って、巨人が日本シリーズを制した。それから3人で風呂に入り、さっぱりして11時半ごろ寝ようと思ったところ、友人Sが寝ない。夕食の時も、野球を見ている時も、風呂上がりにも立て続けにビールを飲んでいた友人Sは、完全な酔っ払いと化していた。明日、朝早いから寝るぞと言っても、もっと話がしたいんだとか何とか、明日遊覧船乗れなくてもいいのかと言うと、そりゃ困るとか何とか、布団の中で話聞いてやるからというとそんなんじゃ嫌だとか何とか、そんなやり取りを繰り返しているうちに12時半ころ就寝。そして午前5時起床。眠たい目をこすりながら遊覧船乗り場へ。乗り場は歩いて5分ほど、まだあたりはうす暗い。
朝早いが結構な数の人が遊覧船に乗りこむ。
我々は遊覧船の一番前の席へ。
船はチュウルイ島にあるまりも展示観察センターへ。
自分は本物のまりもを初めて見たよ。
本物はこんなにでかいのかとびっくり。でかいのはソフトボールよりもでかい。
舞いあがるまりも。
一通りまりもを鑑賞して遊覧船に戻る。帰りは船の中でアイヌ民謡の生演奏をやっていたので、これまた最前列で演奏を聴き入る。とても趣深かった。
友人Sは遊覧船乗り場で今回の旅の目的「まりもの歌」のCDを手に入れたようだった。
それからホテルに戻り朝食を食べてからチェックアウトを済ませシャトルバスに乗り込む。帯広駅まで寝る。帯広駅に着いた。友人Nはかなりの鉄ちゃんなので、列車の発車時刻を大体知っている。
さらに列車の時刻表を買って持っているナイスなやつなのだ。友人Nによると列車の到着まで少し時間があるというのでデパートの中にある本屋に立ち寄った。そのあと駅で昼食に豚丼の弁当を買ってこの旅を締めくくった。
今回の旅で学んだことは計画性は大事だということ。行き当たりばったりで現地に着いてからすべての予定を立てるはめになった。しかし旅の恥はかき捨てだと思うと、人に聞いて歩けばなんとかなるということも分かった。旅は日常からの脱却でハプニングがつきものだが、その経験がまた自分を大きくするような気がした。

2012年10月8日月曜日

バイクで伊達室蘭道中記

ひさしぶりにブログを更新します。この間、色々なことがあってなかなかカメラを持って出かけられない日々が続いていました。そうこうしていたら、いつの間にか季節は秋めいていて、友人Aからバイクに乗って出かけないかとの誘いがあったので喜んで出かけることにしたのです。朝7時20分、友人Hが迎えに来てくれて、それから恵庭で友人Aと合流。男三人、バイク2台でまずは長沼方面へ。
とりあえず畑地帯をパシャリ。そうそう友人Aから借りた
NikonFE2。マニュアルカメラもどうだいと勧めてくれる友人A。フィルムの入れ方から、ピントの合わせ方露出計の見かたまで教えてもらってなんとか形だけは撮れるようになった。フィルムは友人Hからもらった。うぅ、やさしい友人たちを持って実に自分は幸せ者であります。この恩義は忘れないうちにお返しするよ。でもまだ自分は撮り方に慣れていないので操作がとてもぎこちない。手元とファインダーをきょろきょろ目で確認しながらなんとか撮る。同じカメラでもこれを友人Aが操るとまるで違うのである。ファインダーをのぞいたままでシャッタースピードやピントをササっと瞬時に決めて撮ってしまうのである。おお、様になっていてかっこいいなぁ。友人Aいわくマニュアルカメラはシャッタースピード、絞り、ピントすべてを自分で操作して決めるから写真を自分の実力で撮っている感じがして面白いよとのこと。うーん、ほとんどカメラ任せで撮れれば満足していた自分ではあるがマニュアルカメラの楽しさも少しわかったような気がする。
それから一行は天気も良いので一路伊達方面へ行くことにする。国道276を通って支笏湖、風不死岳を眺めつつ、途中休憩を入れながらきのこ王国に着く。結構人で混雑していた。流行っているんだな。
ここで食事をとる。きのこ汁大盛りをたのんだのだが、少しぬるかった。きのこ汁で温まる予定だったのだが。バイクで支笏湖方面に入った途端体感温度がぐっと低くなり冷えた体が温まらない。隣の道の駅でコーヒーを飲んで温まることにする。一服した一行はさらに伊達に向かう。

釣り人がたくさん来ていた。鮭でもつっているんだろうか。
カモメも飛んでいた。マニュアルカメラでもカモメ撮ろうとしたけれども、多分失敗しているんじゃないだろうか。昔の動物カメラマンとかすごいなあと思った。
白鳥湾展望台から見た白鳥大橋。
今度はその白鳥大橋に行ってみる。
白鳥大橋から見た室蘭港の工場地帯。
綺麗な橋だよね。白鳥を思わせる白くて長い橋。
その後地球岬に行くことに。
着いた。見渡す限りの海。灯台の雰囲気がナイス。
この水平線を見てください。自分にはただの一直線にしか見えないのですが、とあるカップルがこの水平線を見て「やっぱり地球ってまるいんだねー。」とさも幸せそう地球は丸いのだと認識して帰って行きました。こっちに向かってくる船があってその船が徐々に姿を見せるようなら地球は丸いと認識できるけど。水平線だけ見たら誰もそんなふうには見えないよね。地球は丸いっていう先入観があるから、そう見えるだけだろう。と斜めに構える。
ふう、一通り見るものも見たので後は帰るだけなのだけれども、行きはよいよい、帰りが怖いのがバイクなんだよね。お尻は四つに割れるんじゃないかと思うぐらい痛くなるし、風は冷たいし、かなり過酷なんだよね。でもあえて言うならば、逆にその苛酷さが楽しい?きつくない旅は旅じゃない。きついから記憶にも残るし、達成感が得られる。暖衣飽食の旅なんて、男の修行にはならない。かわいい子には旅をさせよという言葉は初めから旅が過酷なことと言うのが前提でだからこそ本人の成長になるのだと思う。これからも日常から脱却し、記憶に残る、過酷な旅をしていこうと思う。
 
 
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