2012年4月29日日曜日

円山登山とエゾシマリス

エゾリス、エゾモモンガと撮影してきたので、次はエゾシマリスを撮りたいと思っていた。以前、樽前山に友人と一緒に登った時、偶然一匹のエゾシマリスに会うことができたのだけれども、うまく撮れなかったので、よく出てくる場所ないのかなと探していたら、どうやら札幌の円山に出るらしいという話を聞き、行ってみることにした。詳しい場所までは分からなかったので、とりあえず円山に登ってみたら出てくるんじゃないかと思い登ることにした。

八十八か所ルートという登山道から登る。


しかし、円山をたかだか標高225メートルの小山と侮っていたが、低くても山は山だった。登り始めると結構坂が急。息切れし、かなり汗ばんだ。この日も季節を少し先取りしたような陽気だった。息を切らしながら登っていると、親子連れの登山客がリスだとさけんでいたのであわてて駆け寄ってみると確かにエゾシマリス。しかし撮影することはできなかった。斜面がきつくカメラを構えるのも
至難の業。しばらく粘ってみたけれども出てこないので先を急ぐことに。登り始めてから30分ぐらいたっただろうか。山頂に着く。

しばし休憩する。


山頂からの景色。この日は黄砂が降っていたらしく、なんだか霞んでいるような気がする。休憩を終え、動物園ルートから下山を始める。おおかた下り終わり折角来たのにこのままエゾシマリス撮影せずに帰ることになりそうだなと思っていたら、動物園ルートの登山口側になんと2匹も3匹も走りまわっているではないか。もうこれでもかというぐらい撮りまくった。







エゾシマリスはかなり人間に慣れていてちょこちょこ出てくる。

 枝にもたれかかって木の芽を食べている。
 こっそりこちらをうかがっている。

二足で直立し何かをうかがっている。

とまあこんな感じで今日はエゾシマリスと存分に遊んだのでした。また来たいな。






2012年4月28日土曜日

青葉公園散策

今日も汗ばむような陽気で青葉公園に行ってきた。まず鳥がいたので撮った。
何の鳥だろう、後で鳥類図鑑で調べることにする。鳥は種類が多くて識別が難しい。
このエゾリス耳の下の冬毛がまだ残っていて、もみあげがジローラモさんみたいになっている。ちょい悪エゾリスだね。
綺麗に咲いているなと思ったけど調べてもよく名前が分からない。
この花も調べても分からない。誰か鳥と植物詳しい人に聞きたい。
道を歩いているとガサガサという音がして見てみるとカナヘビがこっちを見ている。今日はあたたかいのでこのほかにも2匹ほどであった。
これぐらいは分かる。つくしだ。そういえばつくしを取っている人がいた。おひたしにでもするんだろうか。自分が小学生の時つくしが食べられるときいて大量に取って帰り、母親が大量のつくしのおひたしをつくってくれた記憶がある。それ一度きりでつくしの味に飽きてしまったが。
肩になんか虫が付いていると思ってあわててほろうとカメムシだった。望遠レンズだけど撮ってみた。接写してもっと迫力ある写真にしたかったのだけれど、植物と昆虫の撮影するためにマクロレンズほしいなと思った春の日でした。

2012年4月27日金曜日

レッドのお宅訪問

今日も天気が良くて、暖かかったので、レッド(エゾモモンガ)のお宅を訪問することにする。といっても例の樹洞が巣なのかはっきりしないのだけれども。6時20分に前回レッドに会った木の前に到着。しばし待つ。

この穴なのだけれども、前回はこの穴からではなくどこかから飛んできたと思われる。穴を注視しつつ、前回とは角度を変えて、レッドがどこからやってくるか観察することにする。すると6時50分、レッドが音もなくどこかから飛んできた。

とりあえず撮った。その後すぐにレッドはまたどこかへ行ってしまう。うーんやはりどこか別の木から飛んできている。この樹洞は巣じゃないのかもしれない。しかしこの中に別の仲間がいて会いに来ているのではとも思い、もうしばらく張ってみようと思ったら突然雨が降ってきた。あわててカメラをバッグにしまい退散する。結局何も分からなかった。レッドがどちらの方向からきているのかも、この木の中に別の仲間がいるのかも。ひょっとしたらこの木はレッドの通り道なだけかもしれない。たまたま通る木で同じ時間帯に会えただけなのだろうか。巣を見つけてじっくり撮りたいのだけれども。なかなか巣穴が見つからない。うーん謎だらけだ。

2012年4月25日水曜日

ブラウンの巣を探す

今日は天気も良くて暖かかったので、ブラウン(エゾモモンガ)のお宅を訪問してみることにした。うんこ用の木は分かっているのだけれど、肝心の巣穴がどこにあるのか、まだ判明していない。この間、撮影した時に飛んできた方向から大体の巣の目星は付いていたのでそのうちの一つの前で張ることにした。

この木が怪しいと思ったので、しばらく待つ。6時20分ごろから待ってみるが、なかなか出てこない。もう少し待つ。この木じゃないんじゃないかと不安になってきたところ、後ろの方向からガサガサっという音がしたのでそちらを振り返るとブラウンがトイレ用の木に飛んで行った。あわてて後を追いかけて撮った。出てきたのは6時47分
撮れたけど、赤目になっちゃった。どうしてだろう、以前はこれでうまく撮れていたはずなのにな。この後、ブラウンはトイレタイムを終了してすぐにどこかへ飛び去ってしまう。それにしてもどれが巣穴なのか、はっきりしない。近くにあるのは確かなのだけれど、詳細な位置が分からない。今日張った木からもう少し下がって観察してみようか。そうしたら分かるかもしれない。そしてうまくいけば飛んでるところを狙えるかもしれない。飛んでいるモモンガの撮影は、ノーファインダーマニュアルフォーカスじゃないと撮れないらしい。飛んでいるモモンガは結構なスピードなので、ファインダーをのぞく暇がない。来ると思われる方向で待ち、飛んできたらその方向にカメラを向けてシャッターを切る感じだと思うのだけれども。プロの人は大体の距離からピントを合わせることができるらしい。自分は分からないので、下手な鉄砲数うちゃ当たる作戦で行くしかないだろうな。

2012年4月23日月曜日

友人と青葉公園へ

今日は友人Aからカメラのお誘いがあったので我らのホームグラウンドの青葉公園に出かける。
神社の方から階段を上がっていったところで早速エゾリスに遭遇する。面白いことに友人とシャッターのタイミングが一緒ということに気付いた。まあ同じエゾリスを撮っているのでシャッターチャンスも同じということだろう。

ただ同じものを撮っても友人と自分の撮った写真は違った。
お気づきの人もいるだろうと思うけど、自分の撮った写真はいつも被写体が中央にくる日の丸構図なのであるが、友人はちょっと違う構図で撮っていた。友人曰く黄金分割構図を意識しているとのこと。なんでも画面を縦に三等分、横に三等分して交差した点の付近に被写体を持ってくるのがコツだとか。そうするとちょっと違う構図で取れるとのこと。うーんなるほど、自分もちょっとカメラの操作に慣れてきたから今度は違った構図を勉強して、新しい写真を撮ってみようかと思うのであった。


2012年4月21日土曜日

春うらら

いやー天気がいい。春になっても寒い日が続いていたけれど、今日は晴れてて暖かい。春を見つけにカメラを持っていつもの青葉公園に行く。早速見つけた。

ふきのとう。春ですな。そこら辺にポコポコ出ている。


エゾリスにも会えた。もう冬毛が抜け始めている。目の周りだけ抜けているので、兜でもかぶっているかのように見える。面白い。

セキレイじゃないかなぁ。自信ない。鳥類図鑑見たけど分からない。鳥は識別するの難しいな。

クジャクチョウというらしい。図書館においてあった、世界の蝶という図鑑で調べた。危険が近づくと羽を広げて、目のような模様で威嚇すると書いてあった。威嚇されてたのかと少し気になったが綺麗に撮れたので良しとする。

エゾモモンガの巣を一つだけじゃなくてもう何個か見つけて、ローテーションを組んで撮って回ればエゾモモンガも逃げないんじゃないかと思って、新しい巣を探すことにした。そして少し気になる樹洞を見つけた。もう最近は木に穴があいていると近くまで行って根元にエゾモモンガの糞が落ちてないか調べてしまう。ここにわずかだがエゾモモンガの糞らしきものを確認した。この穴は二つの木がぶつかり合ってはえて、そこに穴ができている。高さは二メートルほど観察するにはもってこいの位置。夕方また来ることにした。

夕方、午後六時ころ第3の巣らしき場所に着く。しかしなかなかエゾモモンガは出てこない。6時半を回っても出てこない。7時まで粘ろうかと思ったところ、穴からではなくどこかからエゾモモンガが飛んでやってきた。時間は6時50分。

赤目になっちゃった。スピードライトの設定を間違えた。まだ手探りでやっているからなあ。でもってこの後すぐどこかに飛んで行ってしまった。どういうことだろう。ここは巣じゃないのかな。外から飛んできたぞ、ひょっとしたら中にまだ別のモモンガがいて会いに来たとか。まだ中にいるのかなと思い、しばらく待ってみたけど、全然出てこなさそうなので帰ることにした。うーん謎だ。とりあえずまた来てみよう。とりあえずこの子の名前はブラウンに続いてレッドにした。由来は赤目になっちゃったから。

2012年4月19日木曜日

新しい巣を発見?

最初に発見したエゾモモンガがいなくなってから、しばらくショックでしばらく青葉公園に行く気が起らなかったが、しかし心機一転、新しいモモンガの巣を探しに出かけた。懲りずにまた青葉公園でエゾモモンガの巣を探すことにした。他にいる場所を知らないので仕方ない。まだ雪の残っているうちに、モモンガの糞尿をたよりに巣を探す。最初の巣は2カ月ぐらいかかってようやく見つけたので今回もかなり苦労するだろうなと思っていたが、結構あっさり見つかった。今回も決め手はモモンガの糞尿。そんなに糞尿の量が多くないのでいても一匹か二匹ぐらいだろうと思った。糞尿用の木は見つかった、でも肝心の巣穴の位置が分からない。近くに穴のあいた木が何本かあるが、そのどれかが巣だろう。その後も他のところも探したが結局それ以上はモモンガの巣は見つからなかった。日を改めてエゾモモンガに会いに行くことにした。もう日の出時間はかなり早くなっているので、朝起きるのが大変なので日没前に張り込むことにした。5時半ごろに例の糞用の木の前で張り込んでいたのだがなかなかエゾモモンガは現れず。その間にキタキツネが姿を現した。しかし少し遠くてフラッシュの光が当たらず撮影には至らなかった。残念。その後もしばらくエゾモモンガが出てこない。もうあたりはだいぶ暗くなってきたのだがここにはいないのかなとあきらめかけた6時30分、視界をよぎる四角い影。エゾモモンガだ。とっさにカメラを構えて撮影する。

ピントが若干ずれている。手前の木に合ってしまった。撮影に成功したのはこの一枚だけ。この後この子はすぐにどこかへ飛び去ってしまった。この子はすこし茶色みが濃いような気がするのでブラウンと名づけることにする。ここにはブラウン一匹だけのようだ。飛んできた方向からだいたいの巣の目星も付いたので今度はそちらで張ってみようかと思う。



2012年4月18日水曜日

エゾモモンガとの別離

エゾモモンガ撮影システムが完成してから、もう暇を見つけてはエゾモモンガを撮るようになっていた。エゾモモンガがでる日の出前と日没前、睡眠不足になりつつもエゾモモンガの巣に通った。せっかく行っても、一枚も写真が撮れない日もあった。いつも一時間ほど巣の前で張るのだが撮影時間はほんの一瞬。日の出前はさっさと巣にもぐりこんでしまうし、日没前は排便がすんだら、どこかへ飛び去ってしまう。それでも少しでもエゾモモンガに会いたくて、出かけるのである。

巣穴から顔を出すエゾモモンガ。カワイイ。


別の巣穴からこちらの様子をうかがうエゾモモンガ。またしてもカワイイ。
お気に入りの枝にとまり、まったりするエゾモモンガ。これまたカワイイ。
実に幸せな時が続いた。しかしある日を境にエゾモモンガがいなくなってしまった。
しばらくそんなことないだろうと巣の前で張り込んでみたが、やっぱり出ない。
ガーン、モモンガに嫌われてしまった。あんまりしつこく写真を撮ったからだろう。
うう、もう彼らに会えないかと思うとあまりにも悲しい。


2012年4月17日火曜日

エゾモモンガ撮影システム完成

スピードライトを買って早速エゾモモンガを撮りに行った。とりあえず使用説明書は読んだけれども、よく分からなかったので、撮っているうちにそのうち要領はつかめるだろうと思って行った。この日も朝早く起きてモモンガの巣に行く。巣の前で試しに撮ってみようとした瞬間、気付く。ファインダーがのぞけない。理由は頭に付けているヘッドライトが外付けフラッシュにぶつかるのだ。しかも外付けフラッシュに光がさえぎられて、真っ暗で目視できない。しばらく考えた。そしてひらめいた。ヘッドライトを頭からはずし、カメラに装着。これだ。
内蔵フラッシュのところにヘッドライトを付けた。結構無理やりだけれども、これならファインダーものぞけるし、モモンガも目視できる、大丈夫。何回かシャッターを切ってみる。そしてSB-910の威力を実感する。なんと暗闇の中でもオートフォーカスがきくのだ。AF補助光なるものがフラッシュの下の赤いパネルから照射されて、ピントを合わせてくれるのだ。ありがたい。そしてモモンガが現れる。もうパシャパシャフラッシュ付けまくって撮った。

うーん、こころもちモモンガがまぶしがっているような気がする。いや確実にまぶしがっている。
ごめんよ。まだうまくいかなくて。でも赤目じゃない。このシステムでエゾモモンガが撮れることが分かった。ここにエゾモモンガ撮影システムが完成した。

2012年4月16日月曜日

Nikonのスピードライトを買う

もうずっと買うか悩んでいたけれど、買うことに決めた。外付けフラッシュ。ただどれを買うか。経済状態を考えて、手頃なのを買おうかと思っていたところNikonから外付けフラッシュが新しくでた。SB-910。うーん。五万円かあ。要はエゾモモンガが撮れればいいのだけれど、どれがいいのか迷う。しばらく迷う。モモンガの赤目対策にはレンズとフラッシュが離れている方がいい。となると大型のフラッシュの方がいい。SB-400じゃ小さい、SB-700ならSB-900の方が大きい、SB-900は不具合があるらしい、それを改善したSB-910は53265円。うん決めたSB-910を買う。あんまり好きな考え方じゃないけど大は小を兼ねるというし、SB-910買うぞー。Amazonで買った。届いた。

さそっくd300sに付けてみた。かっこいい。プロみたいだ。
とりあえずやってみたかったのがバウンス撮影。
これが普通のフラッシュ撮影、家の風呂場(きたない)
これがバウンス撮影。光がやわらかくなっているのが分かる。影もない。
一説によると望遠レンズより外付けフラッシュを先に買えという話も聞く。
あるとやっぱり便利だな。

あとこれも買った。エネループプロこれをスピードライトに入れている。
普通のエネループ買った方がコストパフォーマンスはいいんだろうけどプロって聞いたら買わずにはいられない性分なので買ってしまった。寒いモモンガ撮りにはもってこいだと思うけど。寒いとバッテリーがぐんぐん減るからな。高電圧で寒い冬でもパッカパッカひかってくれるとありがたい。

黄色の矢印の距離が重要。この距離が空いていると赤目になりにくい。
だから奮発して大きいフラッシュを買った。
モモンガちゃんと撮れるといいな。
これで取れなかったらワイヤレススピードコマンダーSU-800とか買ってフラッシュをワイヤレスで撮影しなきゃならんのか。できればこれだけで撮れてほしいんだけど。

2012年4月12日木曜日

三脚を買う

エゾモモンガの赤目対策を考えているが、どうしたものか。いかに無駄なくエゾモモンガ撮影システムを構築するか。この頃はそれだけを考えていた。色々な人のブログを見たところ、赤目対策として
フラッシュをレンズから離すことが必要だと言っている。だれかNikonでエゾモモンガの撮影している人いないかなと思ったが見つからない。とりあえず必要になりそうな機材は外付けフラッシュと三脚とワイヤレススピードコマンダーSU-800だと思う。外付けフラッシュを三脚に付けてカメラから離してエゾモモンガが来ると思われるところに向けておいて、SU-800でワイヤレスで発光させて撮る。なんだか大げさなことになってきたけど。うーん全部そろえるとなるとまたお金がとんでゆくなぁ。うーんこれで正解なのかもよく分からない。とりあえずAmazonで探してみると、三脚が思ったより安く売っていた。SLIKのF740という三脚。ズバリ2742円。とりあえず買ってみた。数日後届く。
うん、いいんじゃないかこれ。ただ一つ誤算だったのは最大搭載質量が1.5キロまで。d300sに望遠レンズ付けたらぎりぎりちょっとオーバーする。まあ三脚は生涯で三台買いかえるとかいうし、まあ外付けフラッシュをワイヤレス撮影するためだと思えばいいか。と楽観してみるのだけれども、まだモモンガ撮影システムは構築できていない。あと外付けフラッシュが必要なことは、はっきりしているのだけれど買うふんぎりがなかなかつかない。うーん、できるだけ機材は安くおさえたい。だけどエゾモモンガを可愛く撮りたい。エゾモモンガを撮るには機材が必要だ。うーん、なにが自分にとってベストなのか。それが分からない。

2012年4月11日水曜日

エゾモモンガとの邂逅

エゾモモンガの巣らしきものを見つけた後、次の休日が待ち遠しかった。その日も早起きして、
青葉公園に向かう。まだ暗いうちから行く。そういえばモモンガ探しに欠かせないアイテムとしてコールマンのヘッドライトを買った。これがとても活躍する。

なんせまだ日の出ていない時間から巣の前で張るのであたりは公園内とはいえ真っ暗なのだ。モモンガが日の出とともに帰巣する瞬間を狙う。巣と思われる前でヘッドライトをつけてカメラを構えて待つ。その間に何回も試し撮りしてみる。マニュアルフォーカスで2メートルちょっとぐらい(もう少しあるかな)にある巣穴を撮ってみる。うん、大丈夫。後はエゾモモンガが現れるのを待つだけだ。どれぐらい待っただろうか。午前5時56分、音もなくエゾモモンガがやってきた。あまりの驚きのためカメラを構えるのが遅れた。あわてて、マニュアルフォーカス、内蔵フラッシュで撮影する。
しかしピントが合わない。ヘッドライトの明かりを頼りになんとかピントを合わせようとするのだが難しい。それでも何とか撮れたのがこれ。
カワイイ。頭の上のポヨポヨした毛とか、ちょこっととんがった耳とか、ちょっと薄ピンクのおちょぼ口とか、胸の前で組んだ両手とか、なんといってもハート形の目がたまらない。この後この子はすぐに巣穴に隠れてしまう。残念なのが赤目だということ。内蔵フラッシュで撮るのでどうしても目が赤目になってしまう。他の人のブログによると内蔵フラッシュだとレンズとフラッシュが近いため赤目になってしまうようだ。うーん、どうしたものか。この後、別のモモンガがやってくる。ちょっと辺りが明るくなってきたので試しに内蔵フラッシュをたかずに撮ってみた。
なんとか写っているが、やっぱりフラッシュつけないと駄目だ。この巣には合計で4匹のエゾモモンガがいることを確認した。モモンガの撮影にとりあえず成功するのものの赤目問題をどう解決するかが当面の課題になった。


2012年4月10日火曜日

モモンガの巣を発見?

前回からのモモンガの捜索は続いているのだが、睡眠時間を削ってのなおかつ成果の上がらない捜索は打ち切ることにした。何かもっと別の探し方があるのではと思い。モモンガ関連のブログなどを探した。するとあるブログでモモンガの撮影は巣の前で張るのが良く、巣はモモンガの糞尿を探すと見つけやすいと書いてあった。糞尿はうっすら雪が積もった今頃(12月頃)が探しやすいようだ。モモンガの糞の形状を記憶して、日中また青葉公園を歩きまわる日が続いた。公園内を縦横無尽に歩き回った。だがなかなかそれらしい巣は見つからない。どこかにいるのは確かなんだが。どこにいるんだー。それでもあきらめずに探していると道が二つに分かれているところで右に進むか左に進むか迷った。そのときモモンガの声が聞こえたような気がする。左だよと。なんとなく左に進むと大きな樹洞がある木を見つける。

そして、その根元を確認するとあるではないか大量のエゾモモンガのものと思われる糞尿が。

ここかここなのか?ここにエゾモモンガがいるのか?ついにエゾモモンガの巣らしきものを発見した。最初にエゾモモンガを発見してから2カ月ほど経っていた。